2021.08.17スタッフ雑感
がんの1次スクリーニング検査「N-NOSE」
肱川産業 石田です。
日本ではがんで1日1000人以上の方が亡くなっており、年間のがん死亡者数は約38万人にもなります。
多くのがんは早期発見に至れば9割以上が完治すると言われていますが、諸国外に比べ日本人のがん検診の受診率は低い状況にあります。さらに昨年からの新型コロナウィルス感染症の影響もあり、感染リスクを回避するため検査を控える方も多いようですね。
それを解決すべく開始されたのが、尿一滴で全身のがんリスクを判定できる「N-NOSE」。
「N-NOSE」とは、犬の1.5倍の嗅覚受容体遺伝子を持つと言われる“線虫”が、がん患者の方の尿に含まれる微量な匂い物質を検知することを利用した新しいがん検査です。線虫は健康な人の尿からは逃げ、がん患者の尿には餌に近いにおいを感じ近寄っていくそうです。線虫が見分ける感度は86.3%。中々の高精度です。
簡単にそして安価、しかも高精度となれば、通常のがん検診に比べ定期的に受けやすいですよね(´艸`*)
さらに検体(尿)を自宅に取りに来てもらう「N-NOSE at home」のサービスが愛媛では、松山市・伊予市・東温市で始まり、実は私も先日申し込みをし、松山の事務所に取りに来てもらいました~(>_<)!
キットが届いてからの流れは…とっても簡単すぎる(; ・`д・´)!
あとは6週間ほど結果を待つのみ!です(ドキドキ)
現在は、線虫が反応してもどこのがんなのか特定はできないようですが、それでも早期発見につながりますので安心できますよね(>_<)
キットの申し込みは専用サイトからできますので、ご興味ある方は見てみてくださいね~(*^-^*)